Z1102 教育原論1 第1設題 A判定

閲覧数2,355
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学通信課程Z1102教育原論1 第1設題になります。
    A判定を頂いております。
    レポートの参考としてご利用してください。

    設題
    ソクラテスの教育観に注意して彼の教育学的意義について述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     ソクラテスの教育観に注意して彼の教育学的意義について述べよ。
     ソクラテスはギリシアのアテナイで生まれ、若い頃は自然研究に没頭していた。しかし40歳頃から自然研究を辞めて人間の探求へと情熱を傾けるようになり、様々な人々と道徳や倫理について討論を行うようになったのである。そして50歳を過ぎた頃から当時の政治や道徳を批判するなど啓蒙活動を行うようになった。そしてそのようなソクラテスの活動が堕落罪・不敬罪とされ告訴されることになり、結果的に死刑判決を受け刑死するのである。
     ソクラテスについて詳しく述べるに際して「魂への配慮」、「無知の知」、「真の知へ」、「対話」という4つの事柄について考察する必要がある。以下ではこれら4つの事柄について考察し、最後に「ソクラテスの教育的意義」について述べていきたい。
    ・「魂への配慮」
     青年たちに知識や弁論術を教えていた職業教師であるソフィストと呼ばれる者たちが当時アテナイで活躍していた。彼らが主に主張していたことは、全ての物事の基準は個々の人間の価値観・判断・感情に依拠して考えるという価値相対主義的倫理観に基づいたことであった。ソフィストのこのような主...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。