2017年度B判定のリポートです。リポート作成の参考にご活用ください。
テキスト第1章(中学校の授業)、第2章(高等学校の授業)、第3章(小学校の活動・授業)をまとめなさい。
はじめに
平成29年3月に公示された新学習指導要領では、教育内容の主な改善事項の1つに外国語教育の充実が挙げられている(文部科学省,2017)。この改訂により、小学校において中学年で「外国語活動」、高学年で「外国語科」が導入され、外国語の早期教育が重点的に取り組まれることとなった。さらに、小・中・高等学校一貫した学びを重視し、外国語能力の向上を図る目標を設定することも課題とされている。これらの改訂によって、それぞれの発達段階に応じた授業を教師が設計することの重要性が今日、増加してきているように思われる。このリポートでは、まずテキスト第3章(小学校の活動・授業)についてまとめ、次に第1章(中学校の授業)、最後に第2章(高等学校の授業)についてまとめることで、学習指導要領が目指す小・中・高一貫した学びとはどのようなものであるかを考察していく。
小学校の活動・授業
小学校の外国語活動や授業の目的は英語に慣れしむことである。そのため、児童が楽しみながら英語に触れることができるような機会を...