資料紹介

明星大学　教職入門　科目終了試験のテスト勉強暗記用に整理して覚えやすいように作成してみました。
2016年に活用し優をいただきました。ぜひ活用してみてください。
参考文献:教職入門 著者:青木秀雄 明星大学出版部

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

(1) 教員養成の歴史(明治の「学制」より現行の「教育職員免許法」に至るまで)のについて、制度と理念に触れながら述べよ。

　1872年

「学制」制定

目的：長い間の鎖国によって遅れた国力を増強

→欧米先進諸国の文化を積極的に摂取するという方針を明確

→近代的国家を目指した新しい体制の整備

全国：8つの大学区

一つの大学区を32の中学区

一つの中学区をそれぞれ210の小学区

これらの学校の中でも小学校を設置することを重視
1879年

学制の不足を是正→「教育令」公布
1880年

教育令の改正

文部省：国民教育への積極的姿勢を示す

教員の資質や能力について言及した「小学校教育心得」

各教科の目的と内容を規定するための「小学校教則綱領」定めた

経済不況、農村における干ばつ被害

教育的成果は乏しい：就学率：1882年；男女平均で50％を超える

1887年；45％にまで低下
　1890年、国の教育の根本方針を示す目的から「教育勅語」

→師範学校令 廃止→新たに「師範教育令」制定

⇔1943年：師範学校令が改正→師範学校を全て官立に移管して3年制の専門学校程度...

コメント0件