精神科ソーシャルワーク論課題2

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文部科学省認可通信教育

科目名:精神科ソーシャルワーク論

課題2 現場における精神保健福祉士の視点や役割・機能について

私は地方にある就労継続支援施設A型にて、就労支援員として勤務をしている。

利用者の半数以上は精神障害者である。利用者の作業能力レベルは上から下までかなりの差がある。中には、仕事をしに来ているのだか、何をしにきているのか分からないと思えるような利用者(Aさん)もいる。そのAさんは、療育手帳をもっている。Aさんは仕事をしている合間を抜け、「鼻をかんでばかりいる」のである。それも大きな音を立ててかんでいる。そればかりか地声も大きくて、突然話し出したりするので廻りに迷惑をかけることもよくある。Aさんの障害の特性として、他人の目があまり気にならないようである。他人がどう思うのかを認知しにくいように見受けられる。障害があるAさんは、この施設を利用して就労の訓練をしている。Aさんは、この施設で就労の訓練を重ねて、いずれは一般就労したいということである。ご両親も、一日も早く一般就労できることを希望されているとのことである。そんなAさんであるが、今は親から離れて一人暮らしをして...

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