日大通教 観光事業論 分冊1

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    資料紹介

    日大通教 観光事業論分冊1 平成29・30年度報告課題合格リポートです。
    【課題】地方レベルの観光政策について論述しなさい。
    【参考文献】「観光を切り口にした町おこし」(相模書房2013)
    【評価】留萌市の観光政策について調べ、まとめている点については評価できること、通過型観光地が同様の悩みを抱えているため、活性化のひとつの方策として近隣地域が連携して滞在型観光地を形成する案もある、というアドバイスをいただきました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     北海道留萌市における観光政策について述べる。
     留萌市は北海道の北西部に位置し、札幌から電車で二時間、旭川から車で1時間の距離にある人口約2万4千人の都市である。1950年代にニシン漁で栄えたが獲れなくなって以降は水産加工業に転向したが、現在は数の子の生産量が日本一となっている以外は大きな産業の特徴は見られない。財政状況が厳しい中で、行政だけではなく、地域、民間事業者なども含め、地域を盛り立てようという動きが見られ、体験的な観光メニューの設置など、新しい取り組みを始めている。
     留萌市の観光についてみると、減少傾向にあった観光入込客数は平成21年度の増加から数年26万人から27万人の横ばい状況を維持しており、従来通りの「夏季集中の通過型観光」という状況は大きく改善されていない状況にある。
     留萌市は地域活性化のひとつの手段として、
    留萌が誇る「海」「食」「地」の魅力を最大限に発揮し、それを「留萌らしさ」としてまち全体でお迎えするといった観光を創りあげ展開するため、行政が中心となってNPO法人留萌観光協会、地域の各種団体と協力し、「留萌市観光ビジョン」を策定した。
    これまで気付かれずに...

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