聖徳大学 コミュニティワークの歴史的経緯と原則について(地域福祉論Ⅰ)評価:B

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聖徳大学通信合格レポート
課題:コミュニティワークの歴史的経緯を踏まえたうえで、コミュニティワークの原則について論じなさい。

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第2課題 第1設題
「コミュニティワーク」は「地域援助技術」と訳され、地域住民が地域生活上に生ずる問題に、主体的・組織的に取り組むとともに、問題解決に必要な資源の調達やそのネットワーク作りを援助する、社会福祉の方法である。

コミュニティワーク(地域援助技術)の源泉は英国の慈善組織協会(COS)やセルツメント運動における、地域の生活水準を高めようとする運動に見られる。英国においては、「コミュニティケア」として精神保健分野で始められ、従来の施設ケアから地域社会を基盤としたケアへの移行が提唱された。その後、要介護高齢者の増加、保健福祉サービスの増大、サッチャー政権以降の公的支出の削減路線を背景に、1968年のシーボーム報告、1982年のバークレイ報告など、コミュニティケアを推進する報告が相次いで出され発展してきた。そして1990年には「国民保健サービス及びコミュニティケア法」が成立した。英国におけるコミュニティケアは、その時々の時代状況によって政策変遷の過程を経て今日に至っている。

日本においては、米国の「コミュニティオーガニゼーション」理論の導入から始まった。1950年代に入り各地域で...

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