日本大学通信教育部 平成29,30年度の道徳教育の理論と方法の合格レポートです。科目修得試験と合わせてA評価となっております。
「本考察は課題に即して、かつ、学習指導要領に沿って論述されている。」との講評を頂いておりますので、ご参考になさってください。
道徳教育の理論と方法(科目コードT21300)
<課題>
中学校における現行の「道徳教育」全体の目標に若干言及しつつ、それに沿って「道徳の時間」の目標・内容・指導方法について論述しなさい。
キーワード: 道徳教育の目標、道徳の時間の目標・内容、道徳の時間の指導方法
ポイント: 週一時間行われる「道徳」は、思春期にある生徒にとって人間らしい学校生活を送る上でどういった役割を果たしているのか。
注意点: 縦書き提出
<レポート本文>
本レポートでは、中学校における現行の「道徳教育」全体の目標を述べた上で、「道徳の時間」の目標・内容・指導方法について論述してゆく。
「道徳教育」全体の目標は『学習指導要領 中学校編』において、以下の6つが掲げられている。
①人間尊重の精神と生命に対する畏怖の念を培うこと
②民主的な社会及び国家の形成発展に努める人間を育成すること
③個性豊かな文化の創造に努める人間を育成すること
④平和的な国際社会の実現に貢献できる人間を育成すること
⑤主体性のある日本人を育成すること
⑥道徳性を養うこと
ここで着目するべき点は、中学校におい...