2017年度対応 合格済 高評価
佛大通信
「気付き」の階層と「気付き」の質が高まる過程について、テキストに示された実践例にふれて述べなさい。
はじめに、「気付き」とは子どもの内側に生じる認識あるいはその発芽であり、活動や体験とはまさに多様なことに気づいていくプロセスだといえよう。また、「気付き」について学習指導要領解説生活編には、「主体的な活動によって意識化されて生まれるもの」、「対象に対する一人一人個別の認識であるもの」、「次への自発的な活動を誘発するもの」と記されている。
(1章)生活科における「気付き」
生活科における「気付き」とは、①自然に関する気付き、②身近な人や社会に関する気付き、③自分自身に関する気付きの三つが重視されている。それらは必ずしも別々の気付きではなく、自然に関する気付きが自分自身に関する気付きにつながるというように、三者が相互に分かちがたく結び付いている。
「活動・体験の経験化」という観点から考えると、「気付き」それ自体が必ずしも学びであるとは言えないし、「気付き」が必ず学びに発展していくわけでもない。その場限りのものとして終わってしまう気付きも多いからである。
教師に求められる基本的な仕事...