【2017年対応】国語科教育法の科目最終試験です。
6題全てが揃っており、テキストをまとめたものです。
解答用紙の表裏をびっしり埋められる量をまとめていますので、これを覚えるだけで試験は合格できます。
テキストに示された「読むことの授業」について論じよ。①三層構造②文学的文章指導の方法③説明的文章指導の方法④読書指導の方法のそれぞれの観点から実際の国語科の授業と重ねて段落構成に留意して記述しなさい。
①三層構造
・教材内容
表現されている内容(設定・人物など)について理解することが目標である。これは、教材を教えるという立場で、作品の世界を丸ごと豊かに深く理解させるために、学習者のイメージ体験や感動体験が重視される。
・教科内容
各教科の基礎なっている諸学問の体系(概念、法則、技術など)が指導事項になる。国語科で言えば、文学表現の原理・方法及びそれを踏まえた読み方がそれにあたる。教材内容よりも一般的・法則的な内容である。
・教育内容
教科の枠組みを超えて指導する内容である。ものの見方・考え方、人との関わり方など広範囲の学習内容が想定される。文学の授業では、生き方などの勝ち的な部分も含まれる。
例)「大造じいさんとガン」の授業目標・内容
a.残雪の行為によって大造じいさんの考え方が変わったことを知る。
b.オノマトペや色彩語、比喩表現に着目して、描写の効果を考える。
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