口腔ケア 介護職

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介護 口腔ケア 専門職で出来ること 
 今、介護現場では、「口腔ケア」の関心が高まっている。口腔ケアをすることによって「部屋の嫌な臭いがなくなった」「肺炎が減った」など、さまざまな効果が知られている。また、「口腔ケア」と名のつく本も多数出版されている。このことからも、口腔ケアが非常に注目されていることがわかる。おt口の中をきれいに保ち、虫歯や歯周病を予防する。歯ブラシでは落とせないような汚れ(歯石など)がついた場合には、歯科医院で専門的な口腔ケアを受ける。しかし、これらは自立した生活が出来ている方の場合である。
 一方、要介護高齢者ではどうだろうか。ご自身での歯磨きが不十分であったり、不可能であったり、セルフケアが出来なくなっていることが多い。そのような場合には何とかしてセルフケアで不足している分を補わなくてはいけない。そのなかで、専門的な口腔ケアを利用するのも1つの方法だが、口腔ケアは毎日の日常の生活に必要なものなので、そのすべてを専門的な口腔ケアで補うことは出来ません。要介護者にとって口腔ケアを充足するには、セルフケアと専門的口腔ケアをつなぐ「介護者による口腔ケア」が必要である。
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