障害のある子どもの特別な教育的ニーズとその支援について

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    資料紹介

    【科目名】
    障害児教育

    【 テーマ】
    障害のある子どもの特別な教育的ニーズとその支援について

    【課題】
    関心のある障害種別を一つ取り上げて、その基本的な障害特性について概説しなさい。また、その障害のある子どもの特別な教育的ニーズとはどのようなものか明らかにしたうえで、それを踏まえた効果的な支援のあり方について考察しなさい。
    (⇒視覚障害をもつ子どもに関して考察しました)

    武蔵野大学 通信教育学部 人間科学部 心理学科


    ※合格レポートです

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     視覚障害を持つ子どもの特別な教育的ニーズとその支援について取り上げる。
     まず、視覚障害とは、両目の矯正視力が0.3%未満のものをいい、「盲」と「弱視」に二分される。
     盲とは、視覚による教育が不可能、または著しく困難で、主として触覚や聴覚などの視覚以外の感覚を利用して教育すべき程度の視覚障害である。弱視とは、視覚による教育が可能であるが、文字の拡大あるいは弱視レンズや拡大読書器の使用などの教育上特別の配慮を必要とする程度の視覚障害である。
     つぎに、視覚障害の特性やその特徴から、どのようなづまずきがおきやすいのか見ていく。
     視覚障害児は、対象が認知できなかったり、視覚的な模倣による学習できないなどの理由から、経験や練習の不足が生じ、結果的に手の操作能力にも遅れが生ずる傾向がある。
     また、運動発達では、対象物に接近したいという動機付けに欠け、自発的に移動・運動することが少なく、身体発育や運動発達にも遅れが見られる。さらに、運動不足による肥満も多く、歩行開始にも遅れが見られる。
     知的・認知発達の面では、視覚の代わりに触覚を用いて情報を獲得することが多くなるが、触覚の場合は全体的な...

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