【東京福祉大学】  2251 教育心理学

閲覧数2,192
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員220円 | 非会員264円

    資料紹介

    【設題1】 子どもの「個人差」について述べよ。

     文部科学省の報告書「子どもの徳育の充実に向けた在り方について」によれば、「子どもはひとりひとり異なる資質や特性を有しており、その成長には個人差がある一方、子どもの発達の道筋やその順序性において、共通して見られる特徴がある。」
    では、子どもの「個人差」とはどのように現れるのであろうか。また、私たちはこの「個人差」をどのように受け止めるべきなのであろうか。本レポートでは、このような「個人差」における、発達、知能、遺伝と環境、性格、対応の視点から「個人差」を述べる。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【設題1】 子どもの「個人差」について述べよ。
     文部科学省の報告書「子どもの徳育の充実に向けた在り方について」によれば、「子どもはひとりひとり異なる資質や特性を有しており、その成長には個人差がある一方、子どもの発達の道筋やその順序性において、共通して見られる特徴がある。」

    では、子どもの「個人差」とはどのように現れるのであろうか。また、私たちはこの「個人差」をどのように受け止めるべきなのであろうか。本レポートでは、このような「個人差」における、発達、知能、遺伝と環境、性格、対応の視点から「個人差」を述べる。

     「発達」とは、人が生まれてから青年期に至るまでの心身の形態、構造、機能の質的・量的変化である。発達は個人により速度や状態が異なっており、個人差が生じる要因として、「遺伝的要因」と「環境的要因」がある。

     「遺伝的要因」とは、人間が生まれながらにして親から遺伝子により受け継いだ生得的要因で、この遺伝子によって人間の発達が決まると考えられている。一方、「環境的要因」とは、人間のもつ素質が環境のあり方によってさまざまな影響を受けることで、素質の現れ方が異なるという考え方である。...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。