【佛教大学】P6301【英文学史】【第1設題】2018年度対応 A判定

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    資料紹介

    オリジナルレポートです。2018年度に対応しています。A判定で、「分かりやすくまとめられていました」とのコメントをいただきました。皆様の参考の一助になればと願っております。

    【第1設題】
    テキストの第1章「古英語・中英語の文学」、第3章「演劇が起こる」、第4章「シェイクスピア」、第6章「王政回復期」をまとめなさい。

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    テキストの第1章「古英語・中英語の文学」、第3章「演劇が起こる」、第4章「シェイクスピア」、第6章「王政回復期」をまとめなさい。
    第1章 古英語・中英語の文学
     5, 6世紀から11世紀後半のノルマンの征服まで、アングロ・サクソン族が英国を支配していた。アングロ・サクソン系の諸族は彼らの言語を定着させ、それが文学を生むことになる。先住のケルト系諸族にも文学らしきものはあったものの、後世に伝わらなかった。アングロ・サクソン語(古英語)で書かれたた文学には、初期の宗教文学も含まれていたが、文学らしい文学といえば、彼らの伝承が生み出した英叙事詩である。古英語にあっては、Beowulfであった。英雄的な指導者の事蹟が、英雄と巨人との一騎打ちとして語られている。
     1066年、英国は北フランスから侵入したノルマン人の軍隊に完全に制圧され、ノルマン王朝が確立した。政治、社会、法律がすべて一新され、言語が変わった。ノルマン系フランス語がこれまでのアングロ・サクソン語にとって変った。これが古英語に変わる中英語の始まりである。やがて、この2種類の言語系の混交がゆっくりと進んでいき、近代英語へと成長する。...

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