【東京福祉大学】 1611 社会福祉

閲覧数2,172
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員220円 | 非会員264円

    資料紹介

    【設題1】戦後の社会福祉の展開と今日の課題について述べよ。

    今日の社会福祉は、少子・超高齢社会を前にさらなる充実が迫られているが、その理念や制度体系は一朝一夕に成立したわけではない。今日の社会福祉の理念や制度体系は、時代や社会体制を反映し、それらの発展とともに展開されてきた。本レポートでは、戦後の社会福祉の展開と今日の課題について述べる。
     わが国は1945年8月、第二次世界大戦で敗戦し、連合国総司令部(GHQ)の指令により、

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【設題1】戦後の社会福祉の展開と今日の課題について述べよ。
    今日の社会福祉は、少子・超高齢社会を前にさらなる充実が迫られているが、その理念や制度体系は一朝一夕に成立したわけではない。今日の社会福祉の理念や制度体系は、時代や社会体制を反映し、それらの発展とともに展開されてきた。本レポートでは、戦後の社会福祉の展開と今日の課題について述べる。

     わが国は1945年8月、第二次世界大戦で敗戦し、連合国総司令部(GHQ)の指令により、民主政治を行わなければならなくなった。GHQにより日本の社会福祉は戦後から始まったのである。当時は住宅、食糧、物資とあらゆるものが不足し、失業者、戦災者、海外からの引き揚げ者、軍人、浮浪者などの生活苦を強いられている人々は、全国に約800万人いたと推定される。

     1945年12月、日本政府は、応急措置として、「生活困窮者緊急生活援護要綱」を決定した。しかしながら、この「援護要綱」は救済を「施し」「恵み」と考えるような戦前の日本の古い考えを引きずったものであった。

     そのため、GHQは日本政府に対して基本的な公的扶助の原則として、「社会救済に関する覚書」を示し...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。