S0525_学校教育職入門

閲覧数1,707
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    S0525_学校教育職入門のレポートです。A判定をいただいております。

    設題
    『現代の「教師に求められる資質とは何か」についてまとめたうえで、あなたはどのような教師になりたいのかについて述べてください。』

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.教師の成り立ち
    教師に求められる資質を論ずるために、まずは教師の歴史、成り立ちについてまとめることとする。
    有史以前から「教師」と呼ばれる人はいた。他人に知識や技術を教える人を、広義に「教師」とよぶ。これに対して、「教員」とは近代の学校において、公的に認定された資格をもって、専門的に従事している職業人を指す。封建制度が崩壊し、身分による規定力がなくなった近代において、職業集団として大量の「教員」が生み出されることとなった。
    日本において教員養成の本格的な動きが始まるのは1872年の「学制」の制定、それに伴う師範学校の設置からである。当時の教師には「順良、信愛、威重」が大切であるとされており、それらを達成するために「兵式体操」が導入されていた。このように軍隊における服従の「精神」と規律ある「行動」を結びつける教育論が主流であった。戦後の民主化改革により、教師の仕事は神聖な職務であるという「聖職者論」から教員を現代に生きる労働者であるとする「労働者論」へと移行していった。
    1966年にはILO・ユネスコ共同勧告の「教師の地位に関する勧告」では、「教職は、専門職でなければならない」と規定...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。