佛教大学 M6106 日本語学概論 レポート第2設題 A判定

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    資料紹介

    佛教大学M6115「日本語学概論」の第2設題レポートです。 A判定もらっています。レポートを書かれる際の助けになりますように。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「美しい」と「きれいだ」について、意味の類似点と相違点を述べなさい
     「美しい花」と「きれいな花」が同じ意味のように聞こえる事はないだろうか。この2つのことばの使い分けに迷ったことはないだろうか。2つのことばを分析するために、まず、2つのことばの意味について調べ、次に2つのことばの用法を比較、類似点、相違点を探っていく。
    『明鏡国語辞典』による「美しい」と「きれい」の意味について述べる。
     「美しい」①すがた形や色・音などがすぐれていて、心を奪われるような感動を覚える。きれいだ。②心根や行為が純粋で汚れがない。特に人間関係が純粋で打算がない。「美しい」の語源は『万葉集』にあり、妻子など自分より弱い者に対して抱く慈しみの感情を表していたが、平安初期から、小さい者や幼いものに対する「かわいい」「いとしい」と言う感情を表すようになり、平安末期には「うつくしい」は「きれいだ」を意味するようになった。
     「きれい(綺麗)」の意味は次の通りである。①見た目が華やかで美しく心地よく感じられるさま。②音声が心地よく聞こえるさま。③濁りや汚れがなく清潔だ。心のけがれや、やましさがない。また未練がましくな...

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