佛教大学 M6106 日本語学概論 レポート第1設題

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    資料紹介

    佛教大学M6115「日本語学概論」の第1設題レポートです。 合格済みです。レポートを書かれる際の助けになりますように。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「仮名づかい」について述べなさい。
     日本語を仮名で書く時、どの仮名を使うかについてのきまりを仮名遣いという。奈良時代以前より用いられた一番古い仮名は「万葉集」で使われた万葉仮名であり、漢字を本来の意味とは関係なく、その音・訓を借用して表音文字としていた。全て漢字で表記しなければならず、書く時間、労力を要した。それゆえ、平安時代初期から中期にかけ、仮名は万葉仮名から字体が簡略化され草書体で書くようになる。このようにして「平仮名」が成立する。主に和歌や日記・物語を書くものとして平安貴族の女性によって使われた。
     平安時代初期は一つの音節(ことばを発音した時の最小単位)に対して、一つの仮名を使っていため、仮名遣いを使う際、人々は発音通りに仮名を書いていたので、特に問題が起こらなかった。しかし、平安時代中期以降、音韻(音声を分析する際に設定される最小単位)が変化し、別々の仮名で書かれている発音が同じになってしまうことが起こり始めた。例えば「い・え・お」と「ゐ・ゑ・を」が同音に、また語中・語尾の「は・ひ・ふ・へ・ほ」と「わ・ゐ・う・ゑ・を」も同音になったことが挙げられる。これらの仮名はどちらを...

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