【東京福祉大学】 7122 幼児体育

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【設題1】幼児期の運動あそびの必要性について述べよ。

 幼児期の運動あそびは必要不可欠である。保育者は、子どもの成長には順序があるということを再認識し、この成長や発達の順序性を活かし、それぞれ適した刺激を与えなければならない。本レポートでは、身体的発達から見られるスキャモン発育曲線の考察と、幼児期における遊びとその過程で得られる効果について述べる。
米国の医学者、人類学者であったスキャモンは、

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【設題1】幼児期の運動あそびの必要性について述べよ。
 幼児期の運動あそびは必要不可欠である。保育者は、子どもの成長には順序があるということを再認識し、この成長や発達の順序性を活かし、それぞれ適した刺激を与えなければならない。本レポートでは、身体的発達から見られるスキャモン発育曲線の考察と、幼児期における遊びとその過程で得られる効果について述べる。

米国の医学者、人類学者であったスキャモンは、身体諸器官の発育発達を臓器の重さから大きくリンパ型、神経型、生殖型、一般型の4つに分けて、発育曲線を示した。20歳の時の重さを100とした割合で表し、身体の発達はすべてが同じ速度で進むのではなく、時期によって発育の速さが異なるということを発表した。

リンパ型は、脾臓、扁桃腺などのリンパ腺、内分泌腺、ホルモンなどに関する器官を示す。リンパの組織は、感染症に対する免疫力を持ち、乳幼児期から幼児期にかけて急速に発育し、11~13歳頃に成人期の2倍近くになり、その後縮小するのが、特徴である。これは、胸腺や扁桃の縮小と関係していると言われる。

神経型は、頭の大きさの発育曲線が典型であり、大脳や神経系統...

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