M6104 日本文学概論 第1設題 レポート A判定

閲覧数3,570
ダウンロード数50
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    M6104 日本文学概論 第1設題のレポートです。A判定でした。
    レポート作成の参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国学の歴史と日本文学研究の歴史を調べ、その類似点と相違点、および、問題点についてまとめよ。
     国学とは、『古事記』や『万葉集』といった古い時代の文献を研究することで、古い日本本来の固有の文化と精神を明らかにしようとするものである。

    それでは、日本文化と精神の特質とは一体どのようなものであろうか。例えば、茶の湯であるとか、華道、武士道、竜安寺の石庭などに代表される日本庭園などを思い浮かべるに違いないだろう。

    ところが、このような「日本的」と呼ばれている文化は実は、日本古来の文化ではないのだ。いずれも、佛教や儒教、要するに外来思想の影響を受けたものにすぎない。

    江戸時代に入ると徳川幕府は、朱子学を幕府の学問と定めた。これは儒教の考え方が主従の忠孝を強調するなど、幕府体制の維持に都合がよかったからだと言われている。そのような中で、官製に疑問を持った人たちの間に、外来文化の影響を受ける以前の、日本本来の固有の文化・精神を明らかにしようとする風潮が高まっていった。その中で生まれたのが国学である。

     国学の代表的な学者には、契沖、荷田春満、賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤などがいる。

     契沖...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。