50点満点中45点をいただいたレポートです。ご参考までにどうぞ。
相談援助演習③
<課題>
相談援助実践における「自己決定」について私見を述べなさい。福祉現場の方は、できるだけ自身の業務体験を踏まえてまとめること。(福祉現場以外の方は、自分の考えを自由にまとめてください。)
<引用・参考文献>
1)一般社団法人日本社会福祉士養成校協会監修『社会福祉士 相談援助演習』(第2版)中央法規,2015年
2)井村圭壯・谷川和昭編『社会福祉援助の基本体系』勁草書房,2007年
3)社会福祉士養成講座編集委員会編集『相談援助の理論と方法Ⅰ』(第3版)中央法規,2015年
私は病院での相談員や理学療法士として業務の経験があり、その現場での経験を踏まえた相談援助実践における「自己決定」について私見を述べていく。
ソーシャルワークを学ぶ上で『自己決定』と聞いてまず思い浮かべるものは、バイスティック7原則であり、援助者がクライエントに対してとるべき態度として周知されている援助原則の1つである。クライエントの自己決定はソーシャルワーク関係において、人間の自由の権利を保障するものとして重要視されるべきと考えられる。クライエントがただ単純に選択や決定をしていくことが...