S0101、教育原論 第2設題、A評価、レポート、佛教大学、通信、2018年 最新

閲覧数2,971
ダウンロード数11
履歴確認
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

  • ページ数 : 4ページ
  • 会員550円 | 非会員660円

資料紹介

佛教大学通信 『教育原論』第2設題 A評価レポートです。 レポート作成の参考にご利用ください。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ
 ジョン・ロックの教育論は、子どもは生まれながらに刻みつけられた観念や原理などはないという考えである。子どもは生まれた時は、何の観念も持たず精神が白紙であるということから「タブラ・ラサ(精神白紙)」説と呼ぶ。ロックの主張する教育論では、子どもは成長するにつれて、教育によってさまざまな観念を獲得するようになる、という経験主義的な考えである。

ロックは、子どもの教育はまず感覚的訓練から始めるよう主張する。感覚によって一つ一つの対象についてのわれわれの心の中に観念が起こり、さまざまな知識が得られるからだ。例えば、どんな色であるか、暑いか寒いか、どんな味か、どんな臭いか、どんな形であるかなどを、感覚を通して知覚し、それらについての知識や観念が得られる。すなわち感覚を通してさまざまな知識や観念が、われわれの真っ白な心に入るのである。しかし、もし幼児期の子どもが誤った複合観念を持ってしまうと、子どもは一生誤った観念を持つかもしれないと述べている。

またロックは、人間は理性的な動物であるから、子どもの教育においても理性的に...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。