法律学概論 第二設題 2016 レポート

閲覧数1,773
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    佛教大学、法律学概論のレポートです。
    1発合格で、A評価をいただきました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     医療をめぐる法律問題について。
     今日、社会の変化や医療の発展と共に、その法律問題が多発化・複雑化しており、様々な側面で対立が生じている。今回は、①医師と患者の権利義務関係の問題点、②生と死に関する法律問題について述べていく。
    ①医師と患者の権利義務関係について
     これまでの医療は、恩恵的・権威主義的な側面を持っており、患者の立場に立った配慮が十分に行われて来なかった。今日、そのような反省を踏まえ、医師と患者の関係を権利義務に基づいた関係にしていくことで、適切な医療を確立しようとする動きが盛んである。その表れとしては、患者の自己決定権の承認や医師の医療過誤責任を追及する訴訟の増加が挙げられる。憲法では「すべての国民に健康で文化的な最低限の生活を営む権利」を保障しており、その中で適切な医療を受ける権利を実質的なものにしていくことが重要であり、適切な医療を確立していくことでその実現を図っている。
    ・患者の自己決定権について、
     患者の自己決定権とは、患者を客体としてではなく、医療の実施に際して主体的な地位を認め、診療に関しての重要事項の最終決定は患者自らがなしうるとする権利である。この権...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。