佛教大学、外国史 試験対策 2016

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    資料紹介

    外国史の試験対策6題です。 大切な部分は下線やマーカーをしております。
    2つの設題の中から、1つずつ取り上げてまとめています。2016年に試験を受け、一発で合格しました。 去年受けたばかりなので、最新版と思います。
    外国史 佛教大学 2016 試験対策

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ①・秦の全国統一とその政策について述べなさい。

     東周時代は平王の洛陽遷都から秦の始皇帝の天下統一までを指しており、晉が3分裂して韓・魏・趙が成立するまでを春秋時代、それ以後を戦国時代と呼ぶ。この時代は分裂から統一に向かう時代であり、周の権威の衰えを背景にして多数の封権諸候が少数の国家に統合されていった過程であり、官僚制発展、中国的専制国家を生み出す契機となると共に現在の漢文化の基礎が形成された時期である。

     戦国時代は、秦をはじめとした7国が存在し、7雄と呼ばれ、互いに他の諸国よりも優位に立とうとし、富国強兵策に力を入れている。その中で最も成功したのが秦である。

     商鞅(しょうおう)は二度の改革を行った。①隣保制度を組織して連坐制をしき、②軍功を基礎とする爵制を創設し、③農業を推奨し、④兄弟間の別居・分財を推奨し、⑤軍功を基礎に官僚の地位の確定や土地の賞与・評価を行う、ことである。それは、個人の日常的社会生活を全て軍事体制の中に組み込むことである。その10年後の第二次改革では、中央直轄地である県を創設し、分散している集落をまとめ等しい人口を持つ41の県を作った。さらに各県より1...

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