教育原論【A評価】

閲覧数1,998
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2017年1月提出分です。 佛教大学通信制 教育原論 A評価

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ソクラテスの教育観に注意して彼の教育学的意義について述べよ。
    ソクラテスの教育観では、教育は単なる知識の賦与ではなく、学習者自身の思考の発展を目指すものである。つまり、自分自身で考えて、ものごとの真理をつかんでいく考え方などを学ばせる必要があると考えている。これらを詳しくみていくために、①「魂への配慮」、「無知の知」、「真の知」、「対話」の4つのキーワードについて説明する。
    「魂への配慮」
    まず「魂への配慮」について、説明する。ソクラテスの生まれ育ったアテナイの街では、ソフィストと呼ばれる職業教師達(金銭を受け取って得を教える)が活躍していた。ソフィスト達は青年たちに知識や弁論術を教えていた。その代表的人物として、プロタゴラスやゴルギアスらが知られている。特に有名な主張としてプロタゴラスの「あらゆるものの尺度であるのは人間だ。あらゆるものについては、あるということの、あらぬものについてはあらぬということの」という考えかたが知られている。この考え方を推し進めると、価値相対主義的倫理観を認容することになる。つまり、すべての人に通用する真理は存在しないこととなり、個人個人によって善悪が異なっ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。