佛教大学の教育社会学1(Z1104)、第1設題のリポートです。
2017年1月にB判定をいただいております。
学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育は
どのように変化するのかについて、学力の視点から述べてください。
学歴社会というのは、その人がどういったことを学んできたかというのが、どの程度の基礎能力があるのかを判断することが容易にできるため、人を評価するに際しては非常に便利である。歴史的に見てもそういった優秀な人材を見つけ出すことは、その集団を良い方向へ導くに際してリーダーとなる存在を決めることにも寄与していたのである。現代においては学歴があることによって明確な数字による評価ができるということで非常に有益なものである。その大学はどの程度の偏差値であるのか、どういったことが得意な人が多いのか、あらゆる試験や資格においてどの程度の合格率を誇っているかなどで判断できる。そこには人の先入観も生まれる。この大学を出ているから優秀なのではないだろうかといった考えである。先入観と聞くと悪いイメージが多くなってしまうが、この大学を出た人材であるなどということは、取引先など他の企業にその人材を会わせる時などに安心して任せることができるし、取引相手の評価も良いかもしれない。またそういった高学歴...