聖徳 通信 神経心理学 第6設題

閲覧数3,131
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    評価S
    文末に参考文献を記載してあります。

    課題名:

    【第6設題】

    神経心理学の研究法について説明せよ。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第4課題 第6設題
     神経心理学の研究法について説明せよ。

     かつて大脳病理学と呼ばれた脳機能の研究法は、「神経心理学」の名称が一般化する頃から目覚ましく変化し、今日に至る。神経心理学の研究法には、脳損傷による研究、電気刺激法、画像診断法、電気生理学的方法、神経心理学的検査などがある。しかし、これらの個々の研究法では問題を解明するのに限界があり、解明のためには他の研究法との比較や検討を行う必要がある。

     脳損傷による研究は古くから用いられ、人間の行動に何かの障害が起きた場合、その原因に脳の損傷を想定し、脳の部位と機能の関係を推定する方法である。脳損傷の操作や機能の統制は倫理的に不可能であるため、似たような障害を示す患者を集めてデータを取ることや、損傷部位が同じ患者を集めて障害の共通性を探ることが求められる。そのため、損傷部位の明確化が難しいことや、代償作用による影響を排除しにくいなどの短所がある。

     これに対し、「電気刺激法」は、大脳皮質の表面に直接電気刺激を与えて、その刺激によって生じる運動や感覚を計り、脳の部位と機能との対応関係を明らかにする研究方法である。ペンフィールド(P...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。