音楽基礎Ⅰ

閲覧数1,192
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    クラッシク音楽とは、直訳すると「古典的音楽」であり、一般的には西洋の芸術音楽を指している。後述するロマン派時代に演奏された古典派音楽を区別、レトロニムしたことでクラシックと呼称したのがきっかけであると言われている。レトロニムとは今回のケースで言うと、時代の流れとともに登場したより近代の「ポピュラー音楽」「軽音楽」とそれ以前の音楽を区別すべく、古い意味の範囲を特定的に表すために後から考案され用いられた「クラッシク音楽(古典派音楽)」という言葉のことである。なお、先述した通り、一般的には西洋の伝統音楽の総称をクラッシクと呼び、バロック期~近代に作曲されたものを指す。クラッシクの歴史は音楽の歴史でもあり、その時代背景や音楽様式から大きく「ルネッサンス音楽」「バロック音楽」「古典派音楽」「ロマン派音楽」「近代音楽」「現代音楽」の6つに分けて考えることができる。ではここから、各6つの時代の特徴や、代表的な作曲家について時代背景を踏まえながら述べて行きたいと思う。

     まずはルネッサンス音楽について、ルネッサンス音楽とは、西洋において、15~16世紀のルネッサンス期に作られ、流行った音楽全般を指す...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。