2次反応 酢酸エチルの加水分解

閲覧数7,936
ダウンロード数19
履歴確認

    • ページ数 : 12ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    物理化学の実験レポートです。成績評価はSです。

    タグ

    化学実験2次反応

    代表キーワード

    化学実験2次反応

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    目的

    酢酸エチルの水酸化ナトリウムの加水分解の速度定数kを電気伝導度の測定より求める。また、異なる温度によって求めた速度定数kより反応の活性化エネルギーを算出する。
    実験原理

    -二次反応-

    この2種の濃度をa,bとし反応速度をkとしたとき、この2次反応の速度式は
    と表せる。上式を時間0からtまで積分したとき

    ln

    となり、このとき2種の反応物質の濃度が等しいとすると
    となり、これを積分すると

     
    となる。これらの濃度はどのようにして求めてもよいが、本実験では電導度の測定により求める。

    本実験での水酸化ナトリウムと酢酸エチル反応式は以下である。
    本実験ではNa+、OH-、CH3COO-の3種のイオンが電導度に関与している。溶液の時間tにおけるコンダクタンスgtは次式で表せる。
    時間tが0からtまで変化するとき、xは0からxまで変化するのでこの関係式から次の関係式が得られる。
    c=aとして、に上の式を代入すると、
    の関係式が得られるので、速度定数kはに対してgtをプロットしグラフを作成しその傾きから求めることができる。
    実験方法

    -溶液の調整-

    分子量88.11 g/mo...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。