佛教大学通信教育課程 2016年度対応 Z1114 学校教育課程論(中・高)

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    資料紹介

    佛教大学通信教育課程、教職課程の教職科目、Z1114学校教育課程論(中・高)のレポートです。A判定でした。リポート作成の参考にご利用ください。なお、所見は以下の通りです。

    ・学校の教育課程とは何かについてきちんと論じられており、その基準や編成原理についてもきちんと押さえられ、秀逸なレポートと判断できます。また、学習指導要領の法的拘束力や今日的課題についても行政と現場のギャップや学力低下についても触れられており、当該設題にきちんと答えたものとなっています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
    ●はじめに
     教育課程とは何か、これはテキストにて、『中学校学習指導要領解説』からの引用の形で述べられている。この解説というのは、学習指導要領をより詳しくしたものであり、指導要領そのものと違って法的拘束力はないが、学校教育において強い影響力を持つものである。

     曰く、「学校において編成する教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、教育内容を生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画である」

     もっと簡単に言えば、教育課程とは、学校教育の内容を系統立てて配列した、計画のことえある。「カリキュラム」と同義であるとされることもあるが、ともあれ、一般的には、教育課程に定められた条件を満たすことによって、修了や卒業が認定される。

     日本の学校教育の場合、教育課程は文部科学大臣(かつては文部大臣)が「教育課程の基準」として公示した、学習指導要領に準拠して作成される。そのため、戦後の学習指導要領の変遷について、まずは見ていく必要があるだろう...

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