教育社会学1 Z1104 S8103

閲覧数1,108
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点からのべよ。
    ●はじめに
     わが国では、新しい学校制度の整備によって、「生まれ」に関係なく、教育の機会均等の原則に基づいて、すべての者に門戸が開放されるようになった。その結果、「生まれ」によって諦められてきた国民の「勉強したい」という願いは大きく叶えられるようになる。しかし、しだいに、学歴が高いほど良い仕事に就くことができるという考え方が浸透し、人々は学歴を重視するようになった。このことは、さまざまな社会現象を引き起こした。学歴社会とは何かを明らかにし、学力の視点をもって教育の変化について考える。
    ●我が国における学歴社会とは
     学歴社会とは、「社会における社会的・職業的地位などの配分の基準として、学歴が重きを占める社会」を意味する言葉である。つまり、学歴を「資材配分の基準」のひとつとする社会のことであり、学歴によって、職業選択、給与体系、出世速度などが左右されるということである。決して、教育を重視する社会ということではない。
    その学歴社会の中で、資材配分の基準となる学歴とは何であろう。学歴...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。