2016年度 A評価レポートです。
テキストを理解し、的確にまとめてあるとの所見をいただきました。
教師が行う教育相談(学校カウンセリング)の在り方(進め方)について述べなさい。
いじめや不登校、暴力行為などの教育問題が毎日のようにメディアで取り上げられ、国民一人一人がこの問題について考えさせられているが、とりわけ教師の問題への対応方法について議論されている。様々な問題の渦中にある子どもたちと直接向き合うことのできる者が、保護者はもちろんのこと、教師である。教師の役割は、教科指導を主軸としながら、教科外指導である生徒指導やクラブ活動等を通し、子どもたちの発達援助をしていくことにある。子どもたちの大人への階段に問題が発生した場合、その時々に応じ、適切なアドバイスを送ることが求められている。教育という場においてだけではなく、日常的なコミュニケーションからも子どもたちの姿を見ることができる教師だからこそ、勧められる指導が学校カウンセリングである。以下では、カウンセリングの基礎を抑え、「教師が行う」カウンセリングという点に着目し、カウンセリングの進め方を考察していく。
まず初めに、カウンセリングとは様々悩みの相談にのり、内面を深く見つめ、その人の自己を見つけだすのを手助けするという広義的な意...