【中央 通信 2016年度】 民法4(債権各論) 第1,2課題 合格レポートセット

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資料紹介

中央大学 法学部 通信教育課程 2016年度 債権各論
第1及び第2課題の合格レポートセットになります。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

2016年度 民法4(債権各論)
第1課題
いわゆる双務契約における牽連関係は、民法の規定解釈上のどのような制度
を通じて現れるか。双務契約における牽連関係を体現する制度の要件・効果を
説明せよ。
双務契約において、相互に対価的意義を有する債務を負担し、相互に影響を
与える債務の関係を牽連関係という。この双務契約における牽連関係は、民法
の規定解釈上、同時履行の抗弁(民533条)と危険負担(534条、536
条)を通じて現れる。前者は履行上の牽連関係(双務契約の各債務は、一方が
履行されるまでは他方も履行しなくてよいという関係)として、後者は存続上
の牽連関係(一方の債務が債務者の不責事由で消滅した際、他方債務は存続す
るか、消滅するかが問題となる関係)として現れる。以下では、双務契約にお
ける牽連関係を体現する制度である(1)同時履行の抗弁と(2)危険負担の
要件・効果を順に説明する。
なお、民法上、牽連関係を体現する制度がないものとして、成立上の牽連関
係がある。これは、双務契約の一方の債務が原始的不能(契約成立時に、すで
に給付が不可能なケース)により、契約が無効になるような牽連...

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