【明星大学2016】WE1010法学11単位目

閲覧数1,722
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2016年度の明星大学 教育学部 通信教育課程における、レポート課題の合格レポートです。1回目で「合格」の評価をいただきました。皆様のお役に立てれば幸いです。
    参考文献 法学1法学2 児玉誠・北岡勲 明星大学 平成6年

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    WE1010 法 学 1 1 単 位 目
    1社会規範の中における法の位置と領域
    2 実 定 法 と 自 然 法
    1法の対象とする領域は因習により高位に位置し、宗教や道徳より下位に位置している。だから法は、社会規
    範の中に於いて中位に位置しているといえる。必竟法は、時好や礼儀などの直接に社会秩序に関係しない俗習に
    は関与しないが、社会に悪影響を及ぼすような悪習や風俗を制馭し、善良な風俗については積極的に支持して、
    法を遵奉させるための基盤とする。一方法は、法を遵奉させる有効な手段として、高位にある宗教や道徳に接近・
    聯立していく。されど、方が直接に結びつく道徳とは、現実社会に於ける通常人の意識に既に定着しているもの
    や、受け入れられているようなものでなければならない。
    これがあまりにも通常人の意識や感情と差異のある高次の道徳、倫理若しくは高尚な理想を法に直接規定して
    も、その法は実効性を失い、「実効性のない法」に成り下がる。そして実効性を失った法は、最も基本的な目的で
    ある社会秩序の維持という機能を果たせなくなり、社会を不安定にするおそれがある。法は、社会規範や社会...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。