心理学の歴史と現代社会への応用について

閲覧数2,482
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    心理学入門 文字数2900字程度

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2
    1

    「心理学の歴史と現代社会への応用について述べよ。」
    1.はじめに

    心理学は、医療・福祉・教育・産業など幅広い分野で用いられてきている。それはそれぞれの分野で相互に影響する部分があるように、心理学の分野でも相互に影響しあっているのである。

    そもそも、心や思考の働きについて人間が考えるようになったのは紀元前にさかのぼる。ヒポクラテスは体液によって物事を考える四体液説を唱え、ガレノスはそれを元に性格を分ける四気質説を唱えた。その後も多くの人が心や思考の働きを考えるようになった。そして、19世紀にヴィヘルム・ヴント(Wilhelm Max Wundt)が構成主義心理学を提唱したことにより、心理学が学問として体系づけられたのである。ここでは、ヴントの構成主義心理学の誕生と、その後の新行動主義、さらには現代社会への心理学の応用について述べていく。

    2.ヴントの構成主義心理学の誕生

    19世紀に入ると、電気の発明により生体電気現象の観測が可能となり、神経や筋肉の電気活動が明らかになった。ヴントは、1856年に医学部を卒業後、ドイツの生理学者ヘルムホイツのもと、自然科学から見た心理学、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。