Q0101日本の歴史第2設課

閲覧数2,621
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    Q0101日本の歴史第2設課 「初期議会から日清戦後にかけての政党について」 合格済み。 B評価ですが、 政党の離合集散に関しての内容をプラスしていただけると評価があがります。 指定教科書を中心にまためたものです。 ぜひ、参考にどうぞ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    はじめに
     明治一四年(一八八一)十月十二日、十年後の明治二三年(一八九〇)を期して国会を開くことを宣言した。国会開設の勅輸が出されたとき、自由党結成の会合が東京府下で行われた。実際にその年に最初の会議が開かれた。こうして日本にも「公議世論」を尊重する立憲制が確立された。人々が政治に参加する制度ができる環境が生まれた。このように始まった日本の初期の議会政治はどのようなものだったのか。本レポートでは、初期議会から日清戦争後にかけて政党の動きに注目しながらこれを記述する。
    一.憲法における議会
     帝国議会とは明治憲法下における、貴族院と衆議院とからなる立法機関。明治二三年(一八九〇)開設。権限は天皇の大権によって制限されていた。日本国憲法の成立により国会に改組された。帝国議会は対等の権限を持つ衆議院・貴族院の二院政であった。その権限は今日の国会に比べれば限定されたものであり、天皇の軍事大権、あるいは首相の任免権は議会の権限外におかれていた。明治二三年(一八九〇)一一月の議会開設から十年またないうちに、衆議院の第一党による政権が出現したのであるから、議会の勢力は決して弱いとはいえなかった。こ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。