教科教育法国語1 第1設題A評価

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    資料紹介

    佛教大学の教科教育法国語1第1設題「『中学校国語」と『高等学校国語(特に「国語総合」を中心に)』の『目標と内容』について今日的動向なども踏まえて解説しなさい」A評価レポートです。課題図書のみで作成しています。

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    「中学校国語科」と「高等学校国語科(特に「国語総合」を中心に)」の「目標と内容」について今日的動向なども踏まえて解説しなさい。

     

     まず、「中学校国語科」の目標と内容について述べていく。
     中学校は義務教育の最終段階として位置づけられているため、社会参加能力の育成が重視される時期である。社会的な問題や文化がそのまま学習内容になるわけではないが、少なくとも言語抵抗面では社会的な言語とほぼ変わらず、社会的な現実に近いものになっている。こういった状況から、中学校国語科では、小学校国語科の狭い範囲から、読解力、読書力、作文力、話表力、聴解力などの諸国語能力の面で社会参加能力を強く意識している。ここには、中学校卒業後に直面する社会で生きていくための能力の育成という社会的な要請・要求が見られる。
     平成20年度告示学習指導要領の総則では、国語科における重要な概念として、「生きる力」、「基礎的・基本的な知識及び知能」の「確実」な「習得」、「課題を解決する」、「思考力、判断力、表現力」、「言語活動の充実」、「学習習慣」の「確立」などが挙げられている。とくに、課題解決学習(問題解決学習)に注力され...

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