①ケッペンの気候区分による11の主要な気候の特徴と植生を説明し、②農産物の生産のうち、米、小麦、トウモロコシ、茶、コーヒー、カカオ、さとうきび、てんさい、綿花、天然ゴムについて、その栽培(気候)条件と主な生産国を述べなさい(この科目の教科書を用いること)。
①ケッペンの気候区分による11の主要な気候の特徴と植生を説明し、②農産物の生産のうち、米、小麦、トウモロコシ、茶、コーヒー、カカオ、さとうきび、てんさい、綿花、天然ゴムについて、その栽培(気候)条件と主な生産国を述べなさい(この科目の教科書を用いること)。
ケッペンは気候区分に気温と降水量のデータを用い、気温は最寒月平均気温18℃でAとC、最寒月-3℃でCとD、最暖月10℃でDとEに区別し、Aを熱帯気候(最寒月平均気温18℃以上)、Bを乾燥気候、Cを温帯気候(最寒月平均気温18℃未満-3℃以上)、Dを亜寒帯あるいは冷帯気候(最寒月平均気温が-3℃未満、最暖月平均気温が10℃以上)、Eを寒帯気候(最暖月平均気温10℃未満)、Fを氷雪気候とした。降水量は蒸発量との関係から、年間降水量が年間蒸発量より多い地域について、年間の降水のパターンからfを常時湿潤、sを夏に乾燥、wを冬に乾燥に区分し、年間蒸発量は乾燥限界として計算により求める。
ケッペンは5つの気候帯に降水量や気温のデータを付加し、11の気候を提示した。熱帯降雨林気候(Af)は気温の年較差は少ないが日較差は大きく、年間降水量は多...