51政治学原論第3課題

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    資料紹介

    現代政治における連合政治の意義について論じなさい。

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    現代政治における連合政治の意義について論じなさい。
    連合政治とは、複数の政党が連合して成立する連合政権を作るための政党間の協力、議会での政策作成過程での協力などを意味する。政策は最終的に多数決によって決まるが、ある問題に対してほぼ同一見解の政党同士は政策協定を結び、選挙協力なども行う。多様化した現代社会では、これらを反映する複数の政党により政治が展開され、連合政治が常態化している。そのため連合政治は特別なものではなく、政治活動上の一般的原理として捉えられ、ヨーロッパでは当然であるが、我が国でも1993年8月の細川非自民連合政権発足以降、この流れが継続している。

    連合政治の社会的観点からの意義について、現代社会は大衆社会といわれるが、それは国民の中流意識の高さによるところが大きい。地域格差の縮小、産業構造の転換、都市的生活者の増加、国内のイデオロギー対立の解消などにより国民が「人並みの生活レベル」であるとする意識を持ち、社会全体の同質化傾向もあったが、バブル経済崩壊後の低経済成長期で、社会の二極化が確実に進行した結果、「階級なき社会」の神話が崩壊し、努力が報われない社会構造になったこと...

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