日本文学史第2設題

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資料紹介

2016年版佛教大学日本文学史第2設題のレポートです。A判定をもらいました。
明治、大正、昭和の文学の特質を、それぞれの時代の特性をふまえつつ、下記の各文学思潮を例にして具体的に説明せよ。
〈写実主義・擬古典主義・浪漫主義・自然主義・余裕派(高踏派)・耽美派・白樺派・新思潮派・プロレタリア文学・モダニズムの文学〉

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科目コード  科目名  第1設題
学籍番号   氏名
    (4)

科目コード  科目名  第1設題
学籍番号   氏名
    (4)

 明治、大正、昭和の文学の特質を、それぞれの時代の特性をふまえつつ、下記の各文学思潮を例にして具体的に説明せよ。

〈写実主義・擬古典主義・浪漫主義・自然主義・余裕派(高踏派)・耽美派・白樺派・新思潮派・プロレタリア文学・モダニズムの文学〉
明治時代の文学思潮には、『写実主義』・『擬古典主義』・『浪漫主義』・『自然主義』・『余裕派』がある。

日本の近代文学が真に近代文学の名に値するようになるのは、坪内逍遥の「小説神髄」と、二葉亭四迷の「浮雲」の『写実主義』の思想からである。『写実主義』は、現実を尊重し、ありのままに描写しようとする創作方法で、坪内逍遥はこの理論書で、現実離れした儒教的な勧善懲悪や、現実的効用を目的とする功利主義を排し、小説の本質は人情世態を写実的に書き出すところにあると主張、小説を芸術の一つとして明確に位置づけ、その後の日本文学の方向を決定づけた。

明治二十年代に入ると、極端な欧化政策への反動として国粋主義的な気運が起こって...

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