S0538 学校教育課程論(中・高)

閲覧数2,106
ダウンロード数2
履歴確認

資料紹介

佛教大学通信教育課程 S0538 学校教育課程論(中・高) 第一設題
『中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめて下さい。』

2016年度作成 B判定
参考にしていただければと思います。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

Q、中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめて下さい。
教育課程の基準

 教育課程の基準を論じるにあたって、昭和22年から平成10年の教育課程の変還を中心に論じる。

昭和22年「学習指導要領 一般編(試案)」

試案とあるようにこの時点では、学習指導要領によって画一的な教育が意図されていたのではなく、あくまでも手引書扱いにすぎなかった。着目すべき点は、修身・歴史・地理の代わりとして「社会科」が新設され、また戦前の家庭科の流れを汲む「家庭」と児童の個性を尊重し、児童一人ひとりの能力を伸ばすことができるように柔軟に対応するべく設けられた「自由研究」が新設されたことである。

昭和26年 学習指導要領改訂

昭和22年の学習指導要領は、短期間で作成されたため全面改定を行った。小学校の教育課程では、各教科に一律の授業時間数を定めるのは困難とされ、時間は配当も時間数ではなく、パーセンテージで大まかに決められることとなった。また、9教科に代わって四領域という大まかな枠組みへと再編され、領域ごとに合理的な授業を行うことが意図され、きわめて柔...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。