音声学的教授法を唱えた学者を列挙し、箇条書きにまとめると共に、パーマー、クラッシェン、リトルウッドの教授法を論述しなさい。
【参考文献】
教科教育法 英語 前川 哲郎 編著 佛教大学出版
教科書に忠実に書き上げていますので、参考にしやすいと思います。
音声学的教授法を唱えた学者を列挙し、箇条書きにまとめると共に、パーマー、クラッシェン、リトルウッドの教授法を論述しなさい。
まず、音声学的教授法を唱えた学者を以下に列挙する。
①ヴィルヘルム・フィーエトル(Wilhelm Viëtor)
ドイツの英語学者・音声学者であり、文法・訳読式教授法にとって代わる口と耳から入る直接教授法を提えた。 外国語の習得は、翻訳によらず、自国語で考えず、発音・連語・構文を模倣によるべきであるとした。 つまり、外国語教師は音声学の素養が必要であり、語彙は脈略のある文からなるテキストを使い、会話で習得することと説いた。
②ポール・パシー(Paul Passy)
フランスの音声学者であり、フィーエトルの直接教授法に賛成した。 外国語教育に直接教諭法を用いて、発音の教授では、発音を重視した、音声学的教授法を用いた。
③ヘンリー・スウィート(Henry Sweet)
「言語を学ぶということは、言語習得の諸困難を克服することに他ならないのであって、各言語にはそれぞれ特有の諸困難がある」と説く。
多言語他の関係において生じる「外的諸困難」ではなく、言語が本来持っている...