聖徳大学「児童学の心理学的基礎Ⅰ」 第2課題第1設題 合格 評価A

閲覧数1,211
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2013年「子どもの心身症にはどのようなものがあるか。具体的に一つあげて説明しなさい」に対するレポートです。文末に返却時の講評も載せています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2課題 第1設題
    心身症とは、身体的疾患の発症に心理的要因が強く関与している病気の総称である。心身症の人は自己の精神的葛藤やストレス、あるいは身体的不調を自覚したり言語化したりするのが不得意で、社会生活に対して過剰適応の状態であるといわれている。子どもの場合、症状が心理的な影響(特に養育者の影響)を受けやすい。また、心身の発育が未分化であるため、ストレスに対して全身で反応しやすい。

    近年、強烈なやせ願望から無謀なダイエットに走る子どもが増えている。その背景には家族関係の歪みや自己評価の低さ、成熟することへの不安があるといわれている。この課題で取り扱う摂食障害は、少なくとも第2次大戦前にはきわめて稀であったが、現代では欧米および我が国でごく普通に見られ、内科、小児科、精神科でそれぞれ対応に苦慮している病気である。摂食障害には、やせたいという願望が高じて食べ物を受け付けなくなる神経性無食欲症(拒食症)と、むちゃ食いという食べ方をする神経性大食症(過食症)、通常の食品としては異常なものを食べてしまう異食症の3つがある。異食症は制限の多い環境に育った子が砂や紙、自分の髪を食べたりする状態を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。