《2016年》《2017年》明星大学通信教育部「知的障害者の生理病理1単位目」特別支援合格レポート

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    資料紹介

    2016年度の明星大学通信教育部「特別支援コース」知的障害者の生理・病理1単位目の合格レポートです。
    2017年度は、課題内容に一部追加があります。
    独自の視点でまとめてありますと講評をいただきました。今後、書かれる方の参考になれば幸いです。

    ※重要※
    【追記】
    2017年度レポート作成の際は、以下の課題の【 】内の内容を盛り込んでください。

    <レポート課題>
    発達障害の定義を説明しなさい。また、具体的な発達障害を挙げてその障害を引き起こす原因仮説を述べなさい。また、知的発達障害は様々な発達障害に併存することが多い。【同様に視覚障害や聴覚障害にも重複することが多い。】どのように鑑別したらよいだろうか。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ⚫️1単位目知的障害者の生理、病理
        最初に、発達障害の定義を説明する。アメリカ公法による発達障害の用語についてまとめると、「精神的障害や身体的障害をもち、主な生活能力においての困難が3つ以上あり、将来も障害と付き合い、個人的な支援を継続的に必要として、22歳までに発症しているもの」をいう。日本では、1990年に、精神遅滞、脳性麻痺、てんかん、自閉症、学習障害、重症心身障害を含めた22歳までに発症した全ての障害、慢性疾患を含むと定義づけられた。
        具体的な発達障害について、注意欠陥多動性障害(ADHD)に絞って述べる。ADHDを選んだ理由は、通常級でもよく耳にする発達障害のひとつだからである。ADHDは、多動、不注意、衝動性を主に発症する発達障害だ。その特徴としては、立ち歩き、すぐ気が散る、注意を継続できない、衝動的に物事をおこしてしまうなどがある。そのため、親が厳しくしつけしがちになり、自信の欠如、自分を低評価する、物や友達にあたることもある。成長すると多動は少しずつ減るということも特徴のひとつだ。
        小学校に入ると、学習にも支障が出てくる。忘れ物が多い、整理整頓が...

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