S0833 知的障害児の生理・病理 第一設題 レポート

閲覧数1,984
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    参考資料として提供しております。丸写しはぜったいにしないでください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1設題 知的障害と広義・狭義の発達障害の同異および各発達障害の定義とその特徴について述べよ。
     知的障害は、教育・福祉の観点の変化から、原因に言及するのではなく、治療、教育を含む支援によって、発達、変化しうる可能性が強調され、可変性のある状態および環境との相互作用という観点から対応を考えるようになってきました。文部省(現在の文部科学省)は、1953年に「教育上特別な取り扱いを要する児童生徒の判別基準」を示し、そのなかで「いろいろの原因で精神発育が恒久的に遅滞し、このために知的能力が劣り、社会生活への適応が著しく困難なものをよぶ」と、知的障害を恒久的な遅滞と定義した。しかし、1962年に文部省は、この「判断基準」を失効させた。(特別支援教育を学ぶ人へ 菅原2011)
     知的障害は一つの疾患単位では無く、精神機能の領域において遅滞があることを主徴とする状態を指している。(発達障害児の心と行動 太田2008)
     アメリカ精神遅滞協会2002によると、知的障害(精神遅滞)は、知的機能および適応行動(概念的、社会的および実用的な適応スキルによって表される)の双方の明らかな制約によって特徴づけら...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。