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第1設題 一般の教育(健常児)と病弱教育(病弱特別支援学校)とを比較し、ア.配慮や支援のあり方、イ.教科等の学習、等の違いを述べよ。(1600字程度)。また、個別の指導計画の意義、効果、活用等について述べよ。
ア. 配慮や支援のあり方
病弱・身体虚弱児の教育の対象となる子どもは、知的に健常な子どもから知的に身体的に、心的に、障害が重なる重症心身障害まで幅広い。病弱教育の対象となる重症心身障害児は医療が不可欠なことから特別支援学校(病弱)のみならず、重症心身障害児の医療機関を併設している特別支援学校(肢体不自由)にも在籍する。また近年では、発達障害児も多く在籍し、隣接する医療機関などと連携協力して、発達障害児の教育と発達促進に力を注いでいる。(テキスト P.178)
最近では、病弱教育の対象となる疾患の種類は多岐にわたり、その症状もさまざまである。そこで、児童生徒の実態に応じた適切な指導と必要な支援がもとめられる。また、病気の発症の時期により、継続した就学相談のタイムコースが一人ひとり違ってくる可能性がある。病弱教育の制度をよく理解し、弾力的な対応が求められる。(テキスト P.180)
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