Z1312 教科教育法英語1 科目最終試験対策6題+高校の授業展開1例のセットになります。
試験問題6題
①[テスト作成・評価法について説明せよ]
②[音声指導について説明しなさい]
③[文法指導について説明しなさい]
④[語彙の指導・辞書の指導について説明せよ。]
⑤[中学校における英語教育について説明せよ]
⑥「高等学校における英語教育について説明せよ」
⑦ [高校1年生を対象とした、英語による授業展開の具体例を書きなさい。]
2015年の試験において②と⑦の問題で70点で合格しました。資料の最後に試験を終えての感想も載せてあります。是非試験勉強の参考になさって下さい。
Z1312 教科教育法英語1 科目最終試験対策
[テスト作成・評価法について説明せよ]
教科教育は、カリキュラムの作成、指導、評価、改善というPDCAサイクルによって行われる。テストをもとに生徒の授業の理解度を測定し、教育がうまく行われているかを評価し、改善に生かすのである。この流れのなかで、良いテストを作成し、確実な評価を行うことは非常に重要な作業となる。以下には、テストの種類や良いテストの条件、評価法を示していく。
テストの種類としては、集団のなかで、ある個人がどこに位置するかでその個人の能力を把握する「集団規(基)準準拠テスト」、目標到達規(基)準に達しているかどうかを把握する「目標規(基)準準拠テスト」が挙げられる。前者は熟練度テストの区分で相対評価である。後者は到達度テストの区分で絶対評価である。また、英作文問題などの主観テストやセンター試験やTOEICなどの多岐選択問題などの客観テスト、スピーキングなどを直接行わせる直接テスト、スピーキング技能をペーパー・アンド・ペンシル・テストで行う間接テストなどの種類があり、目的に応じて使い分ける。
良いテストの条件は、①テスト...