1.1 平衡状態図と凝固現象

閲覧数1,786
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 12ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    平衡状態図と熱力学、凝固現象

    平衡状態図と凝固現象
    実施日 4月22日、23日
    学籍番号  08B08***

    実験者   

     
    実験目的

    材料を開発したり、その材料物性を検討するために不可欠な平衡状態図の情報を、Sn-Zn2成分系を例にして、状態図の液相線がどのような実験方法で求められるか、また、熱力学的にはどのように決定されるかを学ぶ。
    実験装置ならびに方法

    冷却曲線およびdT/dt-tグラフの作成

    図1に示すような装置を使って、耐熱ガラス製るつぼ内で種々のSn-Zn系合金を、溶解し、熱電対で冷却中の試料の温度をADコンバーターとパソコンを用いて計測する。
    図1 実験装置の概略
    図1 実験装置の概略

    実験に使う4種の合金(Sn,Sn-Zn5at%,Sn-Zn15at%,Sn-Zn20at%合金)を1組成につき約10g秤量する。はかりとった量を表1に示す。るつぼに試料を入れ、熱電対つきゴム栓でるつぼを密閉し、るつぼの中を酸化防止のためにArガスで置換する。ただし、このとき熱電対の先端が試料に覆われるようにする。

    るつぼをあらかじめ400℃に温められた炉内にセットし、温度...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。