精神医学 第1回提出課題2 診断分類

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    第1回提出課題2 
    「診断分類がどのようになっているか」
     精神医学における診断方法は、必要な情報を可能な限り多く集めて、現在の状態を心身両面から的確に把握するところからはじまる。 精神医学的診断のために必要な情報には、患者の生活史、家族歴、既往歴、家庭環境、職場環境、性格および現病歴の聴取がある。これに現在症としての精神医学的面接所見、理学的検査、神経学的検査、各種の特殊検査所見、心理テスト所見などがあり、総合的に診断を行う。家族や第三者からの情報もないと正確な判断ができないことがすくなくない。
     精神科外来では、まず事前に既定の問診票に記入してもらった後に診察を始めることが多い。口頭では言いにくいことでも、記入式であればワンクッションあるので情報を集めやすくなる。
     次に面接を進めるときの注意点としては次の通りである。
     初診時は、情報を得ることよりも医療者と患者間の信頼関係を可能な限り作り上げることが何より大切である。信頼関係ができるということは、それだけで患者の苦悩の一部が伝達されたり解放されることがあり、治療効果があるからだ。患者と家族が同室している場合には、配慮が必要になる...

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