幼児指導論(1分冊)環境による保育

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玉川大学の通信レポート【B判定】
全くの素人が独学で書いたものなので、簡単な内容となっております。どうぞ、参考用にご覧下さい。

―教員コメントー
 適切な文献を用いてまとめられた内容です。

―内容―
 幼児の発達の特性、環境についての説明、教師の指導の3点に触れつつ、環境教育による保育とは如何なるものか論じていく。

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「環境による保育」

幼児の発達の特性、環境についての説明、教師の指導の3点に触れつつ、環境教育による保育とは如何なるものか論じていく。

 幼稚園教育要領には「幼稚園教育は、幼児期の特性を踏まえ環境を通して行うものであることを基本とする」と明示している。というのも、人間の生活や発達は、周囲の環境との相互関係によって成り立つものである。そのため、幼児期での環境のかかわり方というものがその後の人生の基盤となるものである。

 幼児が発達していく過程には、遊びを通した心身全体を働かせた活動による経験が相互に関連し合うことが重要なのである。つまり、幼児期に発達していく諸能力は、それらが相互に関連し合い総合的に発達していくということである。また、幼児期は様々な経験により世界観が広がり親等への依存から自律へと向かい始める時期である。そのさいに、周囲の大人から適切な援助が受けられ、又自分の存在を認められていると感じることに安心感を覚え、将来の充実した豊かな生活を営んでいく基礎を培うことへと繋がるのである。

 例えば、幼児が友達と一緒に積み木でお城をつくるとする。友達と協力するためには互いにイメー...

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