【2015年度合格リポート】Z1306 教科教育法公民 第1設題 B判定

閲覧数2,747
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学の通信教育課程で、2015年度にB判定にて合格したリポートです。
    コードは、高等学校地理歴史、中学校社会課程のZ1306です。
    コードが違っても、設題が同じ場合はご参考にして頂けるかと存じます。
    第1設題についてまとめております。
    あくまでも、参考用としてご利用ください。
    丸写し等は一切禁止されております。
    十分にご注意願います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1設題:社会科の歴史や学習指導要領の変遷、「授業とはなにか」、「公民的資質」を総合的に考察し、公民科授業のあり方を説明しなさい。
    1.公民的資質とは

     公民科の授業に関して、まず公民的資質、そして公民とはなにかを知る必要がある。

     ここで示す公民とは、国民が能動的地位から国政に参与する権利を公民権と呼び、その権利を持つ国民のことである。これは、大日本帝国憲法下において、国民が平等ではなく、国政に参与する地位により差別されていたため、区別するために用いられ始めた言葉である。日本国憲法下においては、国民全員に差別なく参政権があるため、そうした意味では国民全員が公民であり、公民とは主権者である、とも言える。しかし、主権者としてしまうと、意味の幅が狭くなるため、現在でも公民という言葉が使われているのである。公民という言葉が使われている法律として、教育基本法第8条「良識ある公民たるに必要な政治的教養は、教育上これを尊重しなければならない」などがある。また、広辞苑第六版には、公民の意味として先述の公民と教科としての公民以外に「私有を許されない国家(天皇)の人民。律令制における良民。」と記され...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。